4月、中庭にある池に蓮(ハス)2鉢が置かれました。これは、清水校長先生の「泥水の中で、たくましく育ち、美しい花を咲かせる蓮の姿を生徒に見せたい。」との想いを知った蓮愛好家吉井洋二様(富岡市在住、元富岡市議会議員)のご厚意で本校に贈られたものです。
生徒のみなさん、早めに登校して美しい花を愛でて「清らかな心」を養いましょう。
ちなみに、食用の蓮根(レンコン)は、文字からすると蓮の根と思われがちですが、地下茎と呼ばれる茎です。蓮によく似た植物に睡蓮(スイレン)があります。どちらも抽水植物(ちゅうすいしょくぶつ)で、一見すると見分けがつきませんが、葉を見ると区別できます。どちらも葉の形状は丸ですが、蓮には切れ込みがありませんが、睡蓮は葉柄に近いところに切れ込みがあります。また、蓮は成長すると水面から離れて展開する葉が(立ち葉)現れますが、睡蓮は成長しても浮き葉だけです。花の咲き方も同様です。
抽水植物とは?
水底の土壌に根を張るが、葉や茎の一部は水面から出て生育する植物。浮葉植物、挺水植物とも呼ばれます。