2017年7月20日木曜日

系列紹介(芸術文化系列音楽系)

安総の芸術文化系列音楽系ではどんなことを学ぶことができるのだろう?
疑問に感じている人も多いと思います。
そこで、今回は芸術文化系列音楽系の日常をお伝えします。
音楽系の授業には、「音楽研究・音楽概論・器楽・声楽」と、大きく分けて4つの授業があります。

音楽研究では、音楽の歴史など幅広い音楽の知識を学習します。
様々な曲の鑑賞を通して、時代ごとの音楽の特徴や様式について学ぶことができます。

ロマン派の時代の作曲家リストの風刺画を見て、リストがどんな人物か意見を出し合いました。

音楽概論では、聴音や楽典を学習します。
聴音?楽典?と聞き慣れない言葉だと思います。
聴音とは、ピアノの音を聴き、聴き取った音を楽譜におこすものです。
聴音には訓練が必要ですが、必死に頑張っています。

左の指で拍を取りながら音を聴き取っている様子

楽典とは、音楽の理論を学習する授業です。
音がどのような仕組みで成り立っているのか、分析する授業です。
分かるとスッキリするといったところでしょうか?

「頭使うー!!」と2年生から嘆きの声が…ですが、授業後も問題に取り組むなど積極的に学習しています。

器楽では、ピアノを学習します。
バイエルという教則本を使用して音楽の基礎から学びます。
3年生にもなると、自分の能力に合わせた曲を選曲してその曲を取り組みます。
学期末には試験という名の発表会もあります。

男子も音楽系で頑張っています!

声楽では、2・3年生合同で歌を学習します。
発声法に始まり、新曲視唱、イタリア古典歌曲(イタリア語の歌です!)などに取り組んでいます。
また、今年は10月20日(金)・21日(土)に行われる3年に1度の文化祭「総翔祭」に向けて合唱にも取り組んでいます。
少し前にブレイクした映画「美女と野獣」の中から『朝の風景』、『Be our Guest』、『美女と野獣』の3曲を文化祭でお披露目する予定です。
きれいなハーモニーになるように練習に励んでいます。

『美女と野獣』の合唱をしている様子

このように芸術文化系列音楽系では、音楽を多角的に、かつ楽しく学習することができます。
安総の第1回体験入学も8月8日(火)に行われることもあり、安総ってどんなところなんだろう?と、このブログを見ている中学3年生も多数いるかと思います。
ぜひ私たちとともに楽しく音楽を学習し、思い出を作りましょう!!